コミュ症&43歳で高齢出産ママの日記*神山ひなた

「人付き合いが苦手なまま、ラクに自分らしく生きる」を人生のテーマに、日々実践中。

自分の考えが正しいとは限らない。でも、相手に合わせすぎて消耗する必要もない。

独身時代、都内の銀行で住宅ローンの仕事をしていました。

私は契約社員だったので、初めは行員さんのサポートとして後方事務をしていました。

でも接客もやりたかったので、上司に相談し、カウンターでの受付からローン実行までの流れを学び、ひと通り自分1人でこなせるようになりました。

(ちなみに、いくら頑張っても時給は据え置きでした。笑
仕事の幅を広げたかっただけなので、それはそれで割り切っていました)

そんなある日。
他行からのお借り替えをご希望の、男性(40代)のお客さまが来店されました。

「他行の対応が悪すぎて腹が立ったので、おたくで借り替えたい」

そう話すお客さまの目が血走っていたので、
(よっぽどお怒りなんだな…何があったんだろう)
と思いながら、受付をしました。

お客さまの審査が通り、いざ契約日を迎えました。

どこの銀行も同じかはわからないですが、私がいた銀行では、お借り替えの契約日には司法書士の先生も同席します。

(借り替えの場合、住宅ローンの実行日は司法書士が法務局に行き、抵当権の設定と抹消の申請手続きを一度に行います。
その手続きに必要な書類を、司法書士がお客さまから前もって預かっておかないといけないため、契約日に同席するのです)

住宅を新規購入される場合の住宅ローンでは、不動産の仲介業者から司法書士事務所を紹介されることが多いです。

いっぽう、お借り替えの場合は、当行に昔から出入りしている司法書士の先生に
お願いするケースがほとんどです。
今回のお客さまにも、いつもお願いしている先生に同席していただきました。

お客さまと先生との間で、書類の受け渡しが無事に済み、先生は先に退席されました。

私はいつものように、先生に向かって
「当日は、どうぞよろしくお願いいたします」
と声をおかけし、お辞儀をしてお見送りしました。

その直後。
お客さまが私に向かって、こんなことをおっしゃいました。

「神山さんさぁ、なんで司法書士にペコペコしてるの?
銀行にとって、司法書士は客じゃないでしょ。
『使ってやってる』ってことでしょ?
だったら、そんな丁寧に対応する必要ないでしょ」

仕事中だったので、努めて冷静を装った私ですが、内心は
「ちょっと何言ってるか分からない」
でした。笑

そして、
「こういう人って、自分の子どもが通う学校の給食に対して『給食費払ってるんだから、”いただきます“は言わなくていいだろ』とか言い出すタイプなのかな…」

とも想像しました。
あくまでも、私の勝手な想像ですが。

海外では、そもそも「いただきます」「ごちそうさま」という意味の言葉自体が
存在しない国もあるそうです。
よって、海外の人なら「いただきますを言う」という文化に対して戸惑いを覚えるのかな?とも、思います。

「いただきます」「ごちそうさま」という言葉は、その料理を作ってくれた人や、食べ物そのものの存在に対して、感謝の思いを伝えるためのもの。
私はそう思っているので、何かを食べるときは必ず言っています。
でも、言いたくない人にそれを押し付けることもないです。

話が逸れました。

とにもかくにも。
自分が関わる方には、お客さまにも、そうでない方にも丁寧な対応をしたい。
そう考えて、私は仕事をしていました。

だから、自分が想像だにしない発言を受けて
「そうか、そう考える方もいるんだなぁ…」
と、非常に勉強になりました。

そして、改めて
「私は、私の考え方で仕事をしていこう」
と、地に足が着いたような気もしたのでした。

自分がいつでも絶対正しい、とは、みじんも思っていません。
私は全くもって、立派な人間ではないです。

でも、自分の考え方が揺らぐような出来事が起こったときこそ「人それぞれ、考え方が違って当たり前。『自分が正しい』と思い込んではいけない」と、再認識するチャンスだと思います。

そのうえで、「自分らしさにフタをして、なんでもかんでも相手に合わせる必要はない」と知ることも、大切です。

世の中には、いろんな人がいます。
中には、(言い方は少し失礼かもしれませんが)「こちらの気持ちがまったく伝わらない、会話が成り立たない」人もいます。
そういう人に本気で関わって、自分の心身を消耗させてはいけません。

もし可能であれば、そういう人とは距離を置くこと。
どうしても、今すぐ距離を置くことが難しい人なら(例えば、仕事で関わらないといけない人だったり、身内だったりする場合)必要最低限の関わりだけして、あとは極力、顔を合わせないようにする。

「自分は正しい」という思い込みにとらわれずに、自分らしさも大切にする。
なかなか難しいですが、私もそれを日々意識して過ごしています。

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数日前のごはんの写真。コーンチャーハン。

ピーマンを入れたかったのですが、なかったので
ズッキーニを刻んで入れました。美味しかった〜。

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