コミュ症&43歳で高齢出産ママの日記*神山ひなた

「人付き合いが苦手なまま、ラクに自分らしく生きる」を人生のテーマに、日々実践中。

「聞ける」人(周りに「助けて」と言える人)になった私

「『聞ける』人になったなぁ、私」
最近、特にそう思います。

昔の私は、「聞けない」人だったんです。

例えば、買い物に行ったとき。
欲しいものが見当たらないなら
店員さんに声をかけて聞けばいいのですが、
昔はそれができませんでした。

「私なんかが声をかけて、
店員さんの仕事の手を止めてしまったら申し訳ない」
そう思っていたからです。

…自己肯定感が低すぎて、もうある意味、病んでいたかもしれません。

電話で、どこかに問い合わせするのも苦手でした。
問い合わせしたい内容を全部箇条書きにして、
さらには台本まで作って(笑)
それでも緊張して、なかなか電話をかけられない。
そんな状況でした。

自分が店員側の立場なら、全然平気でした。
お客さまからあれこれ質問攻めにあっても、
「自分がお役に立てるなら」という気持ちで
喜んでお話を聴いていました。

今の私は、店員さんにバンバン聞ける人になりました。

昨日は成城石井で、欲しいお豆腐がなかったので
「棚が空っぽってことは、今日の分は完売なんだろうな。
でもまいっか、とりあえず聞いてみよう」
と思い、店員さんをつかまえて聞きました。
結果は予想通りでしたが、聞いてスッキリしました。

関西人の夫は、いつも
「聞くだけならタダやから、遠慮しないで
どんどん聞いたほうがええで。
恥ずかしいとか、そんなこと思わんでええ」
そう言います。

そんな人と一緒になって10年。
おかげさまで私もすっかり、順応しました(笑)

ちなみに、
「関西人に道を聞くと、すごく親切に教えてくれる」
という説は、本当です。

数年前、なんばで道に迷ったとき
道端に立っていた警備のおじさんに聞いたところ
おじさんはニッコリ笑って言いました。
「おねえちゃん、道反対やわー」

さらに、これ以上無理だろうというぐらい
わかりやすく道を説明してくれた上に
「((現地まで)連れてったろか?」
とまで言ってくれました🤣
(さすがにそれは辞退しました。お仕事中に申し訳なかったし)

「なんでもかんでも誰かに聞けばいい、自分で調べなくてもいい」
という姿勢は、考えものですが
困ったら周りにヘルプを出せる自分でいることは
大切だと思います。