コミュ症&43歳で高齢出産ママの日記*神山ひなた

「人付き合いが苦手なまま、ラクに自分らしく生きる」を人生のテーマに、日々実践中。

私が心がけているのは「テキトーな子育て」

もともと、こういうデザインの服ではありませんでした。

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児童センターの1歳児クラスに行ったら、
画用紙じゃなくて、自分の着ている服に
思う存分お絵描きしてくれたのです。

「わー!アートね!!
それに、ここまで思う存分やらせてあげるママ、
大らかで良いわね!」

と、児童センターの職員さんは笑ってくれましたが
母である私は、ちょっと泣きそうでした。
洗濯しても落ちるかなぁ、と。
(結局、落ちませんでした…笑)

先週、1歳児クラスをお休みしたので
今回の講座がお絵描きだということを知らなかったんです。

知ってたら、もっと安い服着せたんだけどなぁ。
って、この服も1000円しないけど(笑)

私自身はたぶん、かなり神経質な性格です。

でも子育てに関しては、結構テキトーです。
というか、テキトーでいることを意識しています。

私が相当な神経質だとわかっている夫も、こう言います。

「ひなたは、◯◯(娘)に寛容やなぁ。
忍耐強く見守ってるのが、ほんまスゴいと思う。
俺はイラチ(関西弁で「せっかち」の意)やから、
いくら自分の娘でも、そこまでなかなかできひんわぁ」

もちろん、いくらテキトーを心がけると言っても
命にかかわるような危ないことをしそうになったら
止めるし、叱ります。

また、万が一、児童センターや公園などで遊んでいて
周りのお子さんとトラブルを起こしそうになったときは
仲裁に入ります。
(1歳だと、子ども同士でのトラブル解決は難しいと思うから)

でも、それ以外は結構テキトーです。

以前からこのブログでも書いていますが、
離乳食を作ったことがないし
(初めから、大人のごはんを取り分けています)
このご時世でも、消毒液を買ったことが一度もありません。
消毒する必要性はない、と考えているからです。
そのおかげか、娘は超!元気です。

それから、娘がやりたがっていることは基本的に、
本人の気が済むまでやらせます。
本棚から絵本をポイポイ出したり、
テーブル(座卓)の上に乗って遊ぶことなど、です。
大人側の都合で(時間がないなど)途中で止めることもありますが、
出来るだけ、とことんやらせるようにしています。

「テーブルの上に乗るなんてお行儀が悪いから、辞めさせなきゃ」
以前はそう思っていました。

しかし、娘の一時保育でお世話になっている保育園の
園長先生のお話を聴いて、考えが変わりました。

「うちの園の子たちは、室内で遊んでいるとき
お食事をするテーブルの上に乗ったりもするんですが
基本的には止めないです。
お食事のときは、こちらが特に言わなくても
絶対にテーブルには上がらないんです。
子どもたちは、ちゃんとわかっているんですよね。
遊んでもいいときと、そうではないときが」

子どもたちのことを信頼して、
見守っているからこその言葉なんだ。
私はそう思いました。
たしかに娘も、食事のときは座卓には上がったことがありません。
だから我が家でも、保育園と同じ方針でいくことにしたのです。
その考え方は、もしかしたら賛否両論かもしれませんが。

親がいつもカリカリイライラしていたら、
子どもはきっと、親の顔色をうかがい
ビクビクしながら行動するようになるでしょう。

娘には、そうなってほしくないのです。
子どもの頃の私みたいには、なってほしくない。

子どもが「やりたい」と思っていることは、
とことんやらせたいです。
「やり切った、あースッキリ!」と思えたら、人は次へ進めます。
子どもも大人も、きっとそれは同じですよね。

これから娘は、ますます活動範囲が広がっていきます。
それに伴い、白い紙のようにさまざまなことを吸収して
いくでしょう。

母親1年生の私も、娘とともに成長していけるよう
テキトーさは保ちつつ、自らの五感を研ぎ澄ませて
子育てしていきます。