コミュ症&43歳で高齢出産ママの日記*神山ひなた

「人付き合いが苦手なまま、ラクに自分らしく生きる」を人生のテーマに、日々実践中。

親が食べないファーストフードやコーラを、子どもが欲しがったらどうする?

マクドナルド、コーラ、砂糖入りの甘いジュース。

私が、今は口にしていないものばかりです。


マクドナルドに最後に行ったのは、10年近く前かなー。

身体に良くなさそうだから、という理由だけでなく

そもそも、おいしいとは思えなくなったからです。


でも。

もしも近い将来、私の娘が

「マック食べたい」とか「コーラ飲みたい」と言い出したら

そうさせます。


やみくもに、

「身体に良くないからダメ」と親が抑圧していたら

子どもは絶対に、親に隠れて食べようとするからです。


以前、あるブログで読んだ話です。


親から日常的に

無添加じゃなきゃダメ、オーガニックしかダメ、

コーラやサイダーなんて絶対飲んじゃダメ!」

などと言われて育っている子どもは、友達の家に遊びに行くと

やたら甘いお菓子や飲み物を欲しがることがあるそうです。


しかも、その子どもは

「うちのママには絶対言わないで!」

と言いながら、出されたお菓子をガツガツ食べるのだとか。


なんとも切ない話です。

自分の親には、本当のことを知られると怒られる。

だから、よその家に行って食べたいものを食べる、なんて。


ふだん、家で食べるものをそれなりに意識していれば

子どもも大人も、味覚はちゃんと整います。


だから、たまには変な(笑)ものを食べても大丈夫なんです。

身体が「あ、これ、毎日は食べないほうがいいものだな」と

きちんと判断してくれるから。


私の場合は、化学調味料をとると、舌がビリビリして教えてくれます。

また、あまり質のよくない油をとったときは、速攻でお腹を壊します。

「あー、身体がちゃんと反応してくれてる」

トイレで腹痛と向き合いつつ、妙な感動を覚えます(笑)


…とまぁ、えらそうにあれこれ言っている私も、

子どもの頃の食生活はなかなかすごかったんです。


今は亡き祖父から、おやつ代わりに角砂糖を与えられて育ちましたから。

練乳も、チューブからお皿にうにゅーっと出して、スプーンでペロペロなめていました。


(祖父が子どもの頃はきっと、砂糖などの甘いものって

超貴重だったはずです。

だから、孫に対する愛情表現だったのだろうな、とも今は思います。)


また、私は父子家庭育ちなのですが、

小学生の頃はまだ料理がほとんど出来なかったので

カップ麺で食事を済ませることも多かったです。

カップ麺でも、けっこうお腹を壊していました。

脂や添加物が、身体に合わなかったのかもしれません。


そのおかげか、今はカップ麺は一切食べていません。

家に、買い置きも一個もしていません。もう食べ飽きました。


娘には、私みたいな食生活の経験はしてほしくないな、と思います。


しかし、娘が「食べてみたい」と望むものを

「あなたのためだから」と止めるような親にはなりたくないです。


それは「娘のため」ではなく、「私のため」だから。