コミュ症&43歳で高齢出産ママの日記*神山ひなた

「人付き合いが苦手なまま、ラクに自分らしく生きる」を人生のテーマに、日々実践中。

「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」は、NGワード。

3歳の娘に対して、私が言わないようにしている言葉が
「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい」
です。

娘は一人っ子なので、
では、どういう場面で発しそうな言葉かというと
保育園や児童センターなど、外の施設で
「他のおうちのお子さんと遊んでいるとき」です。

今日、娘を連れて体操スクールに行った帰り
家電量販店に寄り道しました。
プラレールが展示されたスペースがあり、
誰でも無料で遊べるようになっています。

本当は、私が近くのスーパーに行きたかったのですが
先にプラレールで娘を遊ばせ、満足させておかないと
買い物に飽きて騒ぐからです(笑)

娘を遊ばせていたら、娘より明らかに年下の男の子と
そのママさんがやって来ました。

こんにちはー、とあいさつし合って
しばし一緒に遊んでいたのですが…

娘が遊んでいた電車を、その男の子が無言で取り上げました。
まぁ、どこにでもよくある光景です。

さて、娘はどんな反応をするかな?

と、私は黙って見ていたら
「〇〇(娘)があそんでた、でんしゃなのにー!」
と言って、ぷりぷり怒り出しました。

これも、ごくごく当たり前な子どもの反応ですよね。

ここで、一般的なママさんがやりがちなのが、
「あなたはあのお友達よりお姉ちゃんなんだから、
貸してあげなさい」
と言ってしまうことです。

これって、私はNGワードだと思うんです。

自分が先にその電車で楽しく遊んでいて、
本当はまだ電車で遊びたい気持ちなのに、
ほかの子に譲ってあげる必要って、ないと思うからです。
たとえ、相手の子が自分より小さくても。

自分が満足するまで遊んで、もしくは
自分が心から「あの子に譲ってもいいや」と決意できた時点で
ほかの子に譲ったらいい。
私は、そう考えています。

だから私は、怒っている娘を諭すこともしませんでした。
「そっかぁ、もっと遊びたかったんだね」
ぐらいは、声をかけましたが。

(もし、力づくで男の子から奪い返そうとしたら
それは止めたかもしれません。
相手は、明らかに娘より小さな子だったので)

結局、男の子のママさんも一部始終を見ていたので
あわてて駆け寄ってきて、
「ごめんねー」
と、娘に電車を返してくれました。

娘はとても満足げな表情で、また、その電車で少し遊びました。

でも程なくして、今度は自分から、男の子に
「はい」
と、その電車を手渡しました。
男の子は楽しそうに、遊びだしました。

娘は、私がほとんど口を挟まなくても、
ちゃんと自分の意思で、電車を譲りました。

(うんうん、えらいぞ娘。よくやった)
内心、私は娘を褒め称えました(笑)

子どもは、子どもと触れ合って育っていく。

大人はもちろん、必要なときは子どもを助けるけれど
基本的には子どもにまかせておけば、大丈夫。

子どもは賢いから。ある意味、大人よりも。
私はそう思っています。

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娘が最近よく遊んでいる、
キティちゃんのケーキ屋さんセットのおもちゃ。
アンパンマンドキンちゃん達もお呼ばれして、
お茶会を楽しんでいるようです(笑)