コミュ症&43歳で高齢出産ママの日記*神山ひなた

「人付き合いが苦手なまま、ラクに自分らしく生きる」を人生のテーマに、日々実践中。

親が子どもに与える影響の大きさ

昨日も、近所にある児童センターへ娘と出かけてきました。

娘と、アンパンマンの乗り物で遊んでいたら
近くにやってきた男の子(2歳ぐらい?)に
「じゃま」
と言われました。

「じゃまだったの?ごめんねー」
私が、その子の目をまっすぐ見て言ったら
黙ってあっちに行っちゃいました。
私の対応が正しかったのかどうかは、わかりません。

以前、別な男の子に
「どけ!」
と言われたこともありました。

娘はまだ小さいからか、
誰かにそういうことを言われても
怒ったり泣いたりはしません。

でもそのうち、相手の言葉の意味を理解して
リアクションすることもあるでしょう。

嫌なことを言われたなら、怒ってもいい。
泣いてもいい。

自分が夢中で遊んでいるオモチャを、
相手の子が「遊びたい」と言ったとしても
すぐに貸してあげる必要はない。
自分が満足するまで遊んでから、貸してあげればいい。

自分がやりたいことを、
相手にいつでもすぐに譲ってあげるのは
優しさではありません。

娘には、きちんと自分の感情を「出す」ということや
自分の感情を大事にすることを、知ってほしい。
そのためには、親である私も、それを実践していかなくては。
そう思っています。

話は変わりますが……

「じゃま」「どけ」などの言葉を使う子どもって、
もしかしたら、ふだん親から言われていて
それをマネしちゃっているのではないでしょうか。

子どもって、
親自身が「マネしてほしくないなぁ」と思っている部分を
マネしがちだと思うんです。

(もちろん、子どもが汚い言葉を使うのは
必ずしも親の影響ではないかもしれません。
きょうだいや、よそのお友達と遊んでいて覚えたのかもしれないし、
テレビなどで知った言葉なのかもしれないです)

ふと、昔のことを思い出しました。

私が小学生の頃、一緒に遊んでいた男子は
同級生としょっちゅう揉め事を起こし、
すぐに殴りかかるような子でした。

彼に話を聞いてみたら、彼自身も
自分の父親から日常的に、殴る蹴るの暴力を受けていました。

また、彼には妹がいたのですが
母親はその妹を連れて、実家に逃げているとの話でした。
彼に暴力を振るっていた父親は、妻である彼の母親にも
手を上げていたのでした。

彼は成績優秀で、超難関の高校に進学しました。
しかし、高校生活での人間関係でつまずいたらしく
結局は中退してしまいました。

その後も、実家で父親と過ごしていたようですが
今どうしているかはわかりません。

親が子どもに与える影響って、とてもとても大きいです。

でも、それを過度に恐れていては
子育てを楽しめなくなってしまいます。

親だけで何とかしようとせず、
(そもそも、親だけで何とかしようとしても無理なのだから)
「周りの人たちに助けてもらいながら子育てしよう」と
考えたほうが、いいのかもしれません。

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