コミュ症&43歳で高齢出産ママの日記*神山ひなた

「人付き合いが苦手なまま、ラクに自分らしく生きる」を人生のテーマに、日々実践中。

「あなたの手相を見せて」街角で声をかけてきた人に、私が発した言葉

今から十数年前の、私の独身時代の話です。

仕事でクタクタだった帰り道、
「晩ごはんは食べて帰ろう、、」と
都内の「小諸そば」に寄りました。

(小諸そば、安くて美味しいですよね。
「今日は、お弁当作るのしんどくて無理だー」
という日のランチでも、よくお世話になりました)

おそばを食べ終え、お店を出たところ
30代ぐらいの女性が立っていました。
私に、ずんずん近づいてきます。

え、なに?
距離近くない、この人?

と思ったら、その女性は不自然なほどに口角を上げて、
私にこう言いました。

「今、私、手相の勉強をしているんです。
手を見せていただけませんか?もちろん無料です」

あーーー、
そっち系(あやしい宗教の勧誘、もしくはキャッチセールス関連)の人か!

その日はとにかく疲れていて、早く帰りたかったのです。
もう何も考えたくなかったんです。

そのせいなのか、私の口からは、こんな言葉が出ました。

「おやめください!」

その後、駅まで早足で歩く私の背後からは

「あなたがとても優しそうで、素敵な方だったので
手を見せてほしいなぁと思って、、、」

やら何やら、ブツブツ聞こえていました。

ほんの数秒顔を合わせただけで、私の何がわかるの?
私、そんなに優しくないよ。めちゃブラックだから(笑)

…そして電車に乗り、やっと落ち着いた頃に
ふと思いました。

「『おやめください』って、なんか変じゃね?
時代劇っぽい、、、
『お代官様、おやめください、、あーれーーー』
みたいな」

自分の発言に、自分でジワジワとウケました(笑)

人って疲れてると、何を言うか分かりませんねぇ。。

ところで、今も街角にいるのかな?
「手相を勉強中なんです。無料で、あなたの手を見せてください」
って言う人。

何はともあれ、
「タダより高いものはない」ので、要注意ですね。

これは小諸そばではなくて、先日、自分で作ったおそば。

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小松菜と油揚げの煮びたしを、煮汁多めで作り
茹でたおそば(乾麺)を入れて食べました。

しょうゆと塩だけで味付けした、甘味のないキリッとしたつゆ。
とても美味しかったです。