トウモロコシの天ぷらを作りました。(緑色の野菜は、オクラです)
先日、青森の叔母が
「天ぷらにしたら?」
と、県内産の生のトウモロコシを送ってくれたので
それを使いました。
去年、家族みんなで私の故郷の青森に帰省した際
GOTOトラベルを使って、ちょっといいホテルに
泊まりました。
そのとき、ホテルの夕食バイキングで出てきた
「嶽きみの天ぷら」の美味しさに、
大阪人の夫はいたく感動していました。
*「嶽(だけ)きみ」とは…
青森県で一番高い山、岩木山(いわきさん)の麓にある
嶽地区でとれるトウモロコシ。とても甘くて美味しい。
「きみ」とは、津軽弁でトウモロコシのこと。
ホテルで食べたトウモロコシの天ぷらは、
粒がバラバラになったかき揚げ状ではなく
トウモロコシの粒が板状にまとまっていました。
あの食べ方を夫はすごく気に入っていたので、
よし、あれを作ってみよう、と
何も考えずにトウモロコシを包丁で削ぎ始めたのですが、、、
トウモロコシの粒が、バラバラと散らばってしまい
まったく板状になりません。
え、なんで!?
このままじゃ、全部かき揚げになっちゃう🤣やばい。
焦って、ネットで調べてみたら
「トウモロコシにあらかじめ火を通し、
それを完全に冷ますことで、板状に切れる」
ということがわかりました。
トウモロコシに火を通すと、
トウモロコシに含まれるでんぷんが活性化します。
それを完全に冷ますことで、
でんぷんがトウモロコシの粒同士を
くっつけてくれる作用があるそうです。
うーん、すごいっ。料理ってサイエンス。
ということで、途中まで削いでしまったトウモロコシも一緒に
まずはセイロで15分ほど蒸しました。
蒸したトウモロコシは、熱々のうちにラップにくるみ
粗熱がとれたら冷蔵庫へ。
完全に冷めたトウモロコシを芯ごと4等分に切ってから、
包丁で削いでみたら、、、
板状に、きれいにトウモロコシを削ぐことができました。
やったー。
地粉(国産小麦粉)に、
雑穀粉と塩を混ぜた衣を付けて揚げ
トウモロコシの天ぷらが完成。
夫大喜びの、おいしい天ぷらになりました。
娘も、天ぷらを小さくちぎってあげたら
美味しそうに食べていました。
美味しかったけど、揚げ衣を作るとき
もうちょい水を足してもよかったな。
そしたら、もっとサックサクの天ぷらになったはず。
次回はそうしよう。
バラバラになったトウモロコシの粒も、
青のりを足した揚げ衣に混ぜて
かき揚げにして食べました。美味しかったです。
料理って、めんどいけど(笑)
やっぱり、おうちごはんは心が落ちつきますね。