鬼束ちひろ。
昔から好きです。
「トリック」といえば、鬼束ちひろ。
もうこれは、多くのファンがそう思っていることでしょう。
20年ほど前、青森でライブに行ったことがあります。
必死に電話をかけ続けた結果、幸いチケットがとれて(しかもけっこう前列)、
ひとりで参戦しました。
昔って、ライブチケットは電話で取るやり方でしたよね。今はネットが主流ですが。
小柄で可愛らしい彼女は、
「普段、ステージドリンクはコーラなんですけど、
今日はリンゴジュース飲んでます」
と、はにかみながら話していました。
青森会場ならではのファンサービスだなぁ、と嬉しくなりました。
「ライブの感想を書いてくれた方、各会場3名様に粗品進呈。
いただいた感想は、公式HPに掲載します」
という企画をしていたので、応募したっけな。
幸運なことに、採用されました。
自分の文章が公式HPに載る、という経験。
あれも嬉しかったなぁ。
私は、歌手の生み出す「作品」が好きなので、
その人が私生活で何をしたかというのは、
よほどの重罪でないかぎり、重視しないです。
だから、
「あんなことしたから、もうあの人の歌は聴かない」
とは、あまり思わないかも。
同じ理由で、槇原敬之も好きです。
青森をイメージして描かれた曲「林檎の花」は、
何度聴いても涙が出ます。
「罪は罪、重いも軽いもないよ!」と、
お叱りを受けそうな気もしますが…
私みたいな考え方が、いいか良くないかは別として
そういう人もいるよ、という話です。
ファン離れするもしないも、ファンの自由だと思います。