コミュ症&43歳で高齢出産ママの日記*神山ひなた

「人付き合いが苦手なまま、ラクに自分らしく生きる」を人生のテーマに、日々実践中。

超人見知りママの私が、娘と児童センターに頻繁に通っている理由

先日、自宅近くにある児童センターの
1歳児クラスに参加して、水遊びをしてきました。

…と言っても、歩けるようになったばかりで
なおかつ水遊びが初めての娘は
終始、ほぼ固まってました(笑)

でも、児童センターのスタッフさんに
大きなシャボン玉を作ってもらったり、
水鉄砲の使い方を教えてもらったりしているうちに
すこーしずつ水に慣れてくれたようです。

超人見知りで、人付き合いが苦手な私なので
娘が生まれる前は
「児童館とかは行きたくない。ママ友作りも絶対苦手だし」
と思っていました。

でも、今けっこう頑張って(笑)
週の半分程度は、児童センターに通っています。

児童センターのスタッフさんたちにも、
ありがたいことに娘の名前を覚えてもらえて
いつも可愛がってもらっています。

ママ友、とまではいかないですが
近くに住むママさんと、LINEで連絡しあって
一緒に児童センターに行ったりもしています。

なぜ、私が児童センターに頻繁に足を運んでいるかというと
「いろんな子がいる」ということを、
娘に体感してもらいたいからです。

昨日の水遊びでも、ちょっぴりやんちゃな男の子がいました。

その男の子は、他の女の子をめがけて、水鉄砲で水を噴射したり
(男の子のママさん、平謝りでした、、笑)
うちの娘が使っていたジョウロを取り上げ、
娘のズボンに水をダーっとかけまくりました。

私は特に何もせず、娘の反応を見ていました。
いい経験だなー、と思ったので。
娘は、ボーゼンとしていただけでしたが(笑)

こうやって、他の子とどんどん触れ合って
笑ったり泣いたり、ときには怒ったりして
感情をどんどん出す経験をしていってほしい、と
私は考えています。

私自身、子どもの頃、人間関係の構築ができず
とてもとても苦労しました。

実家のある場所が過疎地域なこともあり、
同年代の子どもの人数自体が少なかったので
幼少期に「同年代の子と遊ぶ」という経験が
まったくと言っていいほど出来ませんでした。
公園も児童館も、近所にはありませんでした。

やがて私は、幼稚園の2年保育から
同年代の子たちと触れ合うことになりました。
家庭の事情で、家から遠い幼稚園に通いました。

育った家庭環境や、もともとの性格もあるかもしれませんが
他の子との遊び方がわからなかった私は
いつも孤立していました。
幼稚園の先生はたぶん、心配してたんじゃないかなぁ。

その後、私は小学校に上がったわけですが
友達との遊び方が相変わらず分からなかったので、
たまにクラスメイトに誘ってもらって、一緒に遊んでも
「嫌になったら、黙って家に帰っちゃう」子でした。

友達との遊び方だけでなく、
感情表現の仕方も分からなかったのです。
いつも寂しかったです。
でも、どうしていいかが分からなかった。

だから娘には、今からたくさん、他の子と触れ合って
いろんな感情を味わってほしいです。
そして、たくさん失敗してほしいです。
失敗した分、得るものが必ずあるから。

私は、娘をほったらかしたり、
逆にやたら干渉するのではなく
ほんのちょっと手を貸して、あとは見守る存在になりたいです。

「放置」ではなく、「干渉」でもなく、
「見守る」存在に。

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